先日取り上げた「出先で哺乳瓶を洗わなくて済む方法」の続編です。
この記事に多くの反響があり、色々なご質問をいただきました。
- 乳首はどうやって洗うの?
- 乳首はどうやって消毒するの?
- そもそも哺乳瓶っていつまで消毒が必要?
このような疑問が湧いた方はぜひ最後までご覧くださ~い。
アイラップ活用法の安全性や公式の見解を知りたい方は、前編を必ずお読みください↓
出先での乳首の洗浄方法
哺乳瓶にアイラップをかませるやり方を採用しても、乳首は洗わないといけません。栄養豊富なミルクは菌にとっては絶好の餌になるからです。
水洗いだけでは雑菌の栄養源になる油脂成分が落としきれないので、洗剤の代わりに授乳室やお手洗いなどに設置されたハンドソープなどをつけて乳首をよく洗っています。
水気をよくきり、夏場はティッシュなどでくるんで水分がこもらないようにしています。今のところはお腹を壊したりといったことはありません。帰宅したら洗剤でよく洗うので、あくまで外出時の対処法です。
この作業をより楽にしてくれるのが「乳首とキャップ一体型」の哺乳瓶です。
乳首とキャップをそれぞれ洗う手間、乾かす場所、外したりはめたりする手間がまるっとなくなります。
プラ製のみレンジ消毒不可なので、新生児を過ぎたあたりに「プラスチック製 240ml」を買うのがいいかも。わが家はこれ1本でまわしています。
「乳首は洗わなくちゃいけないのか~」というコメントを頂きましたが、「いや、乳首を洗うだけで済むなんて、だいぶ楽になるよ!」と思ったことはここだけに留めておきますw
出先での乳首の消毒方法
哺乳瓶にアイラップをかませるやり方を採用しても、消毒を卒業するまでは乳首の消毒が必要になります。ただ、消毒が必要な月齢(詳しくは後述)で外で2回以上ミルクをあげる機会はそう多くないと思います。
たまに発生する時にどんなやり方がいいのかを挙げておきます。
薬液消毒を持ち歩く
出先だと煮沸消毒や電子レンジ消毒ができなので、薬液消毒が一番手軽かなと思います。一番メジャーなのはミルトンやミルクポンなどのタブレットをジップロックの中で漬けておく、というやつかな。
- 2リットル以上の水が必要
- 1時間以上のつけ置きが必要
哺乳瓶ボトルを洗わず済むとはいえ結構かさ張りますね(-“-)
使い捨て哺乳瓶を使う
消毒が手間なのであれば、使い捨て哺乳瓶も選択肢としてアリですね。
アイラップ法+替えの乳首を持ち歩く
アイラップ法を取り入れながら、替え乳首をひとつ持ち歩くという方法でもいいかもしれません。
リッチェルの乳首一体型哺乳瓶なら、替え乳首の管理がとてもラクだと思います。しつこいw
他に良いやり方あったらぜひ教えてくださ~い^^
哺乳瓶の消毒はいつまで必要?
最後に、そもそも哺乳瓶の消毒はいつまで必要なのかについて触れておきます。哺乳瓶メーカーなどは下記のような見解です。
- ピジョン「生後3~4ヵ月頃まで」
- コンビ「5~6ヶ月頃の離乳食を始める頃まで」
- ミルトン「だいたい1歳くらいまで」
- 小児科医「生後3ヵ月頃まで」※引用元の小児科医
引用:ピジョン公式「哺乳びんや乳首の消毒はいつまで続ける必要がありますか?」/引用:コンビ公式「消毒を行う期間について」/引用:ミルトン公式「よくある質問」/引用:【医師監修】哺乳瓶の消毒はいつまでする?3つの方法と気を付けたいこと
結論、メーカーや医師により推奨期間は異なります(えw)
わが家は生後2ヶ月を過ぎた頃から消毒をやめました。おもちゃや指など色々なものを舐めるようになり、口にする全てのものを消毒することができなくなったからです。これは消毒をやめるひとつの目安として、上記の小児科医も述べています。大前提として、哺乳瓶の消毒をやめても子どもの体調が悪くならないという経過観察は必要です。
子育て全般に言えることですが、基本情報を頭に入れつつ、子供をよく観察して要領よく「やる・やらない」を選択していくことが大事だと思っています。なんでもその通りに守っていたら手がいくらあったも足らないからね。
ご参考になれば嬉しいどぇす( ͡° ͜ʖ ͡°)