週末にまた大きな地震がありましたね。みなさまご無事でしょうか?
私はちょうどお風呂に入っていて、湯船のお湯がばっしゃんばっしゃん波打って、いつも以上に恐怖を感じました…。
さて、本日はいざという時のための地震対策のお話です。
モノを持たない暮らしは地震対策にもとても有効です。ご想像の通り、倒れてきたり、落下するものが少ないからです。
あなたが置いているモノや収納棚が地震の時に「凶器」になる。そんな見方をすると、お部屋作りの見直しやモノを減らすキッカケになるかもしれません。
家具・家電
阪神・淡路大震災や新潟県中越地震などでは、多くの方が倒れてきた家具の下敷きになって亡くなったり、大けがをしました。大地震が発生したときには「家具は必ず倒れるもの」と考えて、転倒防止対策を講じておく必要があります。
出典:【首相官邸】災害に対するご家庭での備え
テレビ
地震が起こると真っ先に心配になるのかテレビ、という方が多いのでは?
特に高さのある大型テレビの場合、揺れで倒れやすいし、高額な家電は破損した時のショックが大きいですよね。
昨年、わが家は55インチのテレビを壁掛けにしました。夫によると今回の地震ではピクリともせず、「テレビ台に置くより安心だね」と言っていました。
ホチキスだけで取り付けられる壁美人という商品で固定しているため、賃貸の方でも使えます。ちなみに壁美人は震度6強の地震テストもクリアしています。
過去記事で紹介しているやり方をすれば、ハードディスクや配線などもテレビ裏に綺麗に収納できます。
地震対策にとても有効なので、ご興味ある方はぜひチェックしてみて!
食器棚(本棚)
備え付けの収納などであれば、壁に固定されていたりしますが、お店で購入した食器棚や本棚は要注意。特に背の高い棚は倒れてきたら太刀打ちできません。
突っ張り棒などで転倒防止をしておくと安心ですね。
食器棚は扉にもロックをかけておかないと、大きな揺れで大切なお皿が割れ落ちてしまいます。
わが家の食器棚は備え付けです。
扉ロックはつけていませんが、滑り止めシートを敷いています。
そして、背の高い器は2枚以上重ねないようにしています。
そもそも食器は、お客様用食器や使用頻度の低い食器を手放して、必要なものしか置いていません。
重いものは低い位置にしまったり、高い位置に無理やりものを詰め込まないようにもしています。
食料・防災グッズ
防災グッズは人数分お持ちですか?わが家は昨年見直しました。
食料や飲料はマンション側でも備蓄をしてくれているので、自宅にストックしているのは防災グッズに入っていた量だけにしています。
防災グッズの中身や、収納場所については過去記事からどうぞ。
寝室
ベッドの背面や横には何も置かないようにしています。寝ている時の地震が一番怖いですよね…。
以前、ベッド横にフェイクグリーンを置いていたのですが、重く背も高かったので手放しました。倒れてきた時に埃をかぶるのも嫌だったので(笑)
寝ている場所から玄関までの動線上に大きなものがないか、なども大事ですね。
大きな揺れを感じたら、タイミングをみてサッと扉を開けておくことで避難経路の確保ができます。
飾っているモノ
わが家の中で唯一気になったのが、ダイニングのディスプレイエリア。倒れやすいものがいくつかありました。
一番気になったのは花瓶ですが、NORDALのユダベースは裏面にしっかりした滑り止めがついていました!ちょっとやそっとでは動きません。
ディスプレイとして花瓶や置き物などを飾っている場合、裏側に滑り止めシールを貼ると良いかもしれませんね。
一方、立てかけている絵画は簡単に倒れてきそうです。
ダイソーで売られているA4サイズの額縁はガラス製なので、落ちたらパリンです。壁に剥がせるフックを取り付けて、紐(輪ゴム)で固定しました。
まぁこのあたりの小物は、大規模な揺れが来てしまったら一瞬で吹っ飛ぶかもしれませんね。
地震大国に住む私たちは、日頃からおうちの中の環境を見直しておくことが、いざという時に自分の命を守ることになります。おしゃれな空間と安全な空間の両立は難しいところですが、ちょっと気にするだけで大きな危険は回避できるのかも。本当に飾りたいものだけを残して、リスクを知った上でインテリアを楽しむ。そんなバランス感で私は暮らしたいです。
不要なモノがない暮らしは、大地震で散らかってしまった部屋の回復も早いでしょうねぇ。
ご参考になれば嬉しいどぇす( ͡° ͜ʖ ͡°)