先日Instagramで行った「処分方法に困るものはなんですか?」というアンケート。回答は、「ゴミやリサイクルとして、物理的にどのように処分したらよいか分からないモノ」と、「手放す決心がつかなくて処分できないモノ」の2種類に分かれていました。本日は後者のお話です。
結論、「手放す決心がつかなくて処分できないモノ」は手放す必要はありません。
先日、友人からこんなLINEをもらいました。
テレビに出た時の台本が出てきた!どうしよう、これは捨てられないかも…
彼女はとあることがキッカケでテレビ番組に呼ばれ、ある方との共演を果たしました。つまり、彼女にとってその台本は思い出がたくさん詰まったものでした。
おうちの中のモノを減らしはじめていた彼女は、「思い出のモノ」もできるだけ手放さなきゃいけないと思っていたようです。
捨てなくいいよ!大切にとっておこ!
私はこんな回答をしました。その真意とは…
思い出グッズとの向き合い方
Instagramのアンケートにも、「思い出のものが捨てられない」という回答がたくさんありました。何度も言いますが、無理に捨てる必要はありません^^
ミニマリストとは「必要最小限のモノで暮らす人」ではなく、「必要なモノの量を自分の価値基準で決めている人」だと思っています。
子供の工作や写真など、たくさんの思い出グッズが自分にとって必要であれば持っていて良いし、その量が自分にとって不快でなければ、なんの問題もありません。
著書「ミニマリスト スマホの中を片付ける」であとがきに書いていますが、手放すことは「手段」だと思っています。手放すことが「目的」になっていると、なんでもかんでも捨てなくちゃ!減らさなくちゃ!と肩に力が入ってしまいますよね?みんな、私なんかよりずっと無理にモノを捨てようとしてますよ(笑)
手紙の手放し方
女性って手紙を書いたり、頂いたりが多いですよね。私もそうでした。手紙についても無理に捨てる必要はないと思っています。そのすべてが大切なのであれば。
私の場合、保管していた手紙の量が自分にとって気持ちの良い量ではなかったので、全てを読み直し、本当に大切な手紙以外は手放しました。(ありがとうの気持ちを込めてゴミ箱へ入れました。)
その時の気持ちの過程は過去に書いているので、ぜひ読んでみてください。
子供の工作の手放し方
「子供が保育園で作る工作を捨てることができません」という回答も多かったです。
これも、捨てなくいいじゃないですか!全てが大切なんでしょう?って思います^^
実家の片付けをした時、私が幼稚園に通っていた頃の黄色いバッグや出席ノート(毎日シールを貼るやつ!)、工作系が大量に出てきました。ちょっと歳月が経ちすぎていますが(笑)、母親と一通り眺めて、処分しました。
母は捨てることが出来ず、ずっと保管していた思い出グッズですが、こんな風に大人になってから一緒に思い出を共有することで「手放そう」という気持ちになったのだと思います。
私の母の場合は結果的にこうなっただけですが(笑)、「子供が●才になるまではとっておこう」という風に期限を決めるもの良いと思います。まさに自分の価値基準でモノを管理できていることになるからです。
また、量が多すぎて困っているという方は、思い出グッズを入れる箱を用意して、そこに入る分まで!と決めると良いと思います。
あなたが理想とする暮らしはどんな暮らしですか?私の理想は、ただモノがないおうち暮らすことではなく、自分にとって大好きなものに囲まれ続ける暮らしです。その目的を達成するためのひとつの手段として「不要なモノを手放す」が存在するだけ、なんです。
ご参考になれば嬉しいどぇす( ͡° ͜ʖ ͡°)