楽天経済圏の記事を書くと、「楽天ポイントはどういうルールで消化していますか?」というご質問をよく頂きます。
本日は、楽天ポイントの一番お得な使い方についてです。
- 楽天ポイントはなんとなく楽天市場での買い物に使っている
- 楽天ポイントを使うタイミングがわからない
という方は、ぜひ最後までご覧ください。本日の記事はかなり長いので、結論から書きました!
【結論】楽天ポイントの賢い使い方
詳しくは後述しますが、楽天ポイントは楽天市場でのお買い物に使うと損をします。おすすめは次の通り。
使う先
- 楽天ポイント(通常ポイント)は、楽天カードの支払いにあてる
- 楽天ポイント(期間限定ポイント)は、楽天でんきや楽天モバイル、楽天ペイなどでの支払いにあてる
使うタイミング
楽天ポイントは貯まったらすぐに使うべきです。
なぜなら、ポイントを貯めることにばかり意識を向けると、無駄使いが増えたり、有効期限が切れてしまうからです。
楽天ポイントには「通常ポイント」と「期間限定ポイント」が存在します。
下記の通り、私たちがもらう大半が「期間限定ポイント」です。期間限定ポイントは有効期限は短いので、気付いたらポイントが失効していた…なんてことがよく起こります。
対象 | 有効期限 | |
通常 ポイント |
・SPUポイント(楽天カード)+1倍分のみ ・楽天カード決済ポイント など |
ポイント付与月の 翌年同月の前月末日まで ※期限までに新たに通常ポイントを獲得すれば有効期限が切れない |
期間限定ポイント | ・SPUポイント(楽天モバイル、楽天ひかり、楽天銀行+楽天カード、楽天でんき、楽天証券、楽天トラベル、楽天ブックス、楽天Kobo、楽天ファッションなど) ・マラソン買いまわりポイント ・楽天ROOMのランクボーナスポイント など |
発行元による SPU分や買いまわり分は翌月末まで ROOM分は付与月から6か月後の20日まで |
また、両学長の下記の動画では、お金持ちマインドで考えてもポイントは貯めるべきでないと解説されています。「ポイントは利息がつかない=資産にならない」という内容です。勉強になるのでぜひ見てみてね。
第237回 【必ず使い切れ】ポイントを「絶対に貯めずに使い切るべき」5つの理由
楽天ポイントの使い道
ではここから、楽天ポイントの使い道について詳しく書いていきます。
楽天市場で使う
楽天市場で楽天ポイントを使う方が一番多いと思います。しかし、これはおすすめしません。
楽天のポイントアッププログラム「SPU」では、楽天カードでの決済につきポイントが+2倍になります。
また、楽天銀行で楽天カードの引き落としをするとさらに+1倍になります。
この時、楽天ポイントの付与対象は、「楽天市場での楽天カード利用額」です。
つまり、楽天カードを使わずに楽天ポイントで支払いをしてしまうと、SPUの+3倍分のポイントがつきません!
楽天ポイントをお得に使いたい方は、楽天市場でのお買い物で消化するのは避けましょう。
楽天ふるさと納税で使う
楽天ふるさと納税で楽天ポイントを使うのも、おすすめしません。
楽天ふるさと納税で楽天ポイントを使って支払うと、楽天市場で使う時と同様、SPUの+3倍分のポイントがつかないからです。
楽天カードの支払いで使う
楽天カードの支払いに楽天ポイントを使うことができます。これはおすすめです。
SPUのルールとは違い、楽天カードの支払いを楽天ポイントに変えても、カード利用額に対してもらえるポイント数が変わりません。
●楽天カード決済10万円で支払い
→楽天ポイント:1,000ポイントもらえる
●楽天カード決済9万円+楽天ポイント1万ポイントで支払い
→楽天ポイント:1,000ポイントもらえる
楽天証券のポイント投資で使う
楽天証券でポイント投資に使う場合は、1ポイントだけがおすすめです。
楽天のポイントアッププログラム「SPU」では、楽天証券での500円以上のポイント投資(※)で、楽天市場でのポイントが+1倍になります。
※楽天ポイントコースに設定し、最低1ポイント以上の投資信託を購入すればOK
楽天証券でポイント投資を行う場合は、1ポイントだけポイント投資にし、残りは楽天カード決済にしましょう。
なぜなら、楽天カード決済で投信積立を行うと、ポイントが1%還元されるからです。SPUの適用条件は「最低1ポイント以上」なので、楽天カード決済に重きを置いた方が、たくさんポイントがもらえるからです。
詳しくは過去記事でもご紹介しています。つみたてNISA枠の中でもポイント投資が使えます!
楽天でんきで使う
楽天でんきの支払いでは、期間限定ポイントも使えます。おすすめ!
楽天モバイルで使う
楽天モバイルの支払いでは、期間限定ポイントも使えます。おすすめ!
ANAマイルに交換する
楽天ポイントはANAマイルに交換することができますが、これはおすすめしません。
50ポイント以上で無料移行可能です。
楽天ポイントは通常100円につき1ポイント(通常ポイント)なので、マイル還元率は0.5%です。
私が愛用していたANAソラチカカードの還元率は1.0%(10マイルコースを選択した場合)だったので、還元率は決して良くありません。
さらに、交換可能なポイント数の上限は20,000ポイント/月、1回に交換可能なポイント数は1,000ポイント/回です。つまり、1,000ポイントを20日間毎日交換する必要があるということ!面倒すぎだし、10,000マイル/月しか交換できません。
出典:【ANAマイレージクラブ】楽天ポイント
街中のお店で使う
ファミマやツルハドラッグなど、楽天ポイントが使えるお店も増えています。
楽天ポイント加盟店でお支払いの時、楽天ポイントカード(楽天市場アプリ内にバーコードあり)を提示すると、楽天ポイントがもらえて、支払いにも使えます。期間限定ポイントも使えます。
楽天ポイント支払いにしても、もらえるポイント数は変わりません。還元率は店舗によります。
出典:【楽天PointClub】楽天ポイントが使えるお店
楽天ペイから使う
楽天ペイの支払いでは、期間限定ポイントも使えます。おすすめ!
また、楽天ペイから楽天ポイント支払いにしても、利用額に対して1%のポイント還元がされます。
その他、楽天トラベルやラクマ、楽天Edyにチャージなど、使い方は無数にある楽天ポイント。
お金の出口が少額かつ複数にわたると家計管理が煩雑になるので、月でまとまった額を決まった支払いに使う方がスマートかもしれませんね!
ご参考になれば嬉しいどぇす( ͡° ͜ʖ ͡°)