大規模な片付けをすると必ず出てくるやっかいなもの、それは掃除用の「専用洗剤」です。
たまりにたまった汚れを落とすために、テレビCMやSNSを見てつい買ってしまうんですよね。例えばこれら、シンク下や納戸に眠っていませんか?
- ガラス用マイペット
- フローリング用マジックリン
- カビキラー
- サンポール
- カビハイター
- キッチンハイター
- ジフレモン
- 茂木和哉 などなど
- 使用頻度が低いので定位置が決まっていなく、実は在庫があるのに同じものを何度も買ってしまう
- 一度に消費できないから何年も所有してしまう
- 効果がなくて捨てようにも流しに流せないのでそのまま放置
うちの実家でも大断捨離の時に大量の洗剤がでてきましたよ、とほほ。
そもそも、こまめに「ながら掃除」を習慣にしていれば強力な専用洗剤は不要なのですが、忙しい私達にとってそれはちょっとハードルが高い。
だったら都度、専用洗剤を買うのではなく、決まった洗剤を揃えておいて、その中でまかなうというのはどうでしょう?
本日はわが家で使っている洗剤をご紹介します。
常備している粉末洗剤
わが家で常備しているのは、この4つ。
基本的に界面活性剤を使った合成洗剤ではないため、そのまま流しても自然を汚しません。
クエン酸
レモン等の柑橘類や梅干しに含まれる酸っぱい成分であるクエン酸。酸性の洗剤だからといってツンとした臭いはなく、水にも溶けやすいのが特長です。
- 水垢(風呂場の鏡)
- カルシウム(ケトル、加湿器のカルキなど)
- 石鹸カス
- アンモニア(トイレの壁や、便器の黄ばみなど)
- たばこのヤニ汚れ
- 排水溝のぬめり
排水溝のドロドロした汚れには、クエン酸と重曹を混ぜることで発砲し(ガスは無害)、強力な洗浄成分に変わります。
加湿器のカルキ落としについては過去記事を読んでね。
お風呂の鏡や蛇口は、年に1回、キッチンペーパーにクエン酸&お湯を含ませて、クエン酸パックをしています。
蛇口はこれだけピカピカになります。
重曹
炭酸水素ナトリウムという成分の弱アルカリ性洗剤。ベーキングパウダーの主成分でもあり、人体に無害です。酸性による悪臭の消臭効果、湿気の吸湿効果があります。
- 鍋の焦げ落とし
- 軽い油汚れ
- ゴミの消臭
水に溶けにくいため、クレンザーとして研磨剤としてこすり落としたい時に最適です。
セスキ炭酸ソーダ
重曹よりも強いアルカリ性で、ベトベトの油汚れを落とすことができます。
- 頑固な油汚れ(コンロ、シロッコファンなど)
- 手垢
- 衣類の皮脂汚れ
水に溶けやすいので、スプレー液を作るなどにも向いています。
キッチンの換気扇掃除にはセスキ必須!べっとべとの汚れがするるんと気持ちよく落ちてくれます。
酵素系漂白剤(日本版オキシクリーン)
過炭酸ナトリウムでできている洗剤で、塩素系漂白剤と比べて漂白力を少しマイルドにしたもの。白い衣類だけでなく、色柄物衣類の汚れを落とすのに役立ちます。
※アメリカ版のオキシクリーンは界面活性剤が含まれており、日本版より泡立ちがよく、より汚れを落としやすくなっているそうです。
- 衣類やタオルの生乾き臭とり
- 風呂床の汚れ落とし
- カップなどの茶渋落とし
40℃以上のお湯と一緒に使うことでより効果があります。
お風呂場のオキシ漬けは過去記事を参照してね。
トイレやお風呂場はスクラビングバブルを置いています。
粉末洗剤の収納場所
粉末洗剤は無印良品の入浴剤用の詰め替え容器に入れています。
4つともキッチンの戸棚に収納しています。
家の中心であるキッチンに置いておけば、キッチンで使ったり、お風呂場で使ったり、トイレで使ったり、スッと取り出せてストレスなし!
目新しい洗剤ではないけれど、これだけあれば専用洗剤は必要ありません。
ちなみに、インスタでよく見る「ウタマロクリーナー」は水垢も油汚れも落とせる兼用洗剤を売りにしており魅力的ですが、カビの除菌などには対応しておらず、結局漂白成分のある洗剤が必要になるとのこと。わが家では導入していません。
ご参考になれば嬉しいどぇす( ͡° ͜ʖ ͡°)