昨年書いた記事ですが、アクセスが伸びているので再度アップします!加湿器検討の参考にどうぞー!
空気が乾燥する季節がやって来ましたね~。朝晩エアコン(暖房)を入れると、空気は瞬く間にカラッカラ!
昨年まで使っていたPanasonicの加湿空気清浄機は、トレイの掃除を怠ると発生する「ぬめり」と「悪臭」に嫌気がさして、春の訪れと共にメルカリしちゃいました。
そして迎えた今年の冬。加湿器買うぞー!と思うも、その種類や金額がピンキリでかなり迷いました(汗)
同じように何を買ったらいいの…と困っている方もいるだろうと思い、加湿器の種類やメリットデメリットをまとめましたので、最後までぜひご覧ください!
加湿器の種類
気化式
水を含ませたフィルターにファンで風を当て、水分を気化させます。熱いお湯を使わないので安全ですが、他の加湿器より加湿力が劣ります。
超音波式
水に超音波の振動を与えることで小さな粒子を霧のように噴出します。起動するとすぐに蒸気を出し、加湿を始めてくれますが、雑菌が繁殖しやすいのが難点。周囲がびしょびしょになるのもこのタイプです。
スチーム式
ヒーターによる加熱でお湯を沸かし、その蒸気を乾燥したお部屋へ供給します。お湯が沸くまで時間がかかりますが、加湿力は高いのが特長です。ただ、電気代も高め。
ハイブリッド式
ハイブリッド式には2タイプ存在します。
気化式+スチーム式
加熱気化式と呼びます。通常の気化式加湿器が常温の風を送るのに対し、ハイブリッド式加湿器ではヒーターであたためた温風を送り込むことで、より効率的に加湿できます。
超音波式+スチーム式
加熱超音波式と呼びます。ヒーターであたためたお湯を霧のように噴出して加湿するため、超音波式加湿器でネックになる雑菌の繁殖を抑える効果が期待できます。
種類別のメリット・デメリット
種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
気化式 | 電気代が安い | 定期的な清掃やフィルター交換が必須 加湿力が弱い |
超音波式 | 電気代が安い | 定期的な清掃が必須 周囲のモノが濡れやすい |
スチーム式 | 加湿力が高い 雑菌の繁殖を防げる |
電気代が高い 吹き出し口が熱くなる |
ハイブリッド式 (加熱気化式) |
加湿スピードが速い | 定期的な清掃やフィルター交換が必須 |
ハイブリッド式 (加熱超音波式) |
音が静か | 定期的な清掃が必須 周囲のモノが濡れやすい |
種類別の電気代
種類 | 電気代(1時間あたり) |
---|---|
気化式 | 0.1円~0.5円 |
超音波式 | 0.68円~1.08円 |
スチーム式 | 3.5円~7円 |
ハイブリッド式 (加熱気化式) |
約2.4円 |
ハイブリッド式 (加熱超音波式) |
約1.4円 |
参考:加湿器の種類は大きく分けて4種類、違いと電気代は?/ハイブリッド式加湿器のおすすめ20選。効率的に加湿できる人気モデルをご紹介
スチーム式のネックは電気代ですが、1日10時間使ったとしても月2,000円程度。安いと捉える?高いと捉える?
象印のスチーム式加湿器
色々な種類の加湿器のメリットデメリットを鑑み、わが家に導入した加湿器が象印のスチーム式加湿器です。
これまでPanasonicの「気化式」や、雑貨屋さんで購入したおしゃれな「超音波式」を使ってきました。しかし、あの雑菌が繁殖した時の臭いと、つけ置きしたりブラシでこする掃除の手間は避けられず…。
今回の買い替えではその2点は絶対に手放したい…と思っていました。なんとなく魅力を感じていた「ハイブリット式」も、フィルター交換や掃除の手間は気化式や超音波式とさほど変わらないと知り、最終的に「スチーム式」を選びました。
象印加湿器のスペック
- 適用床面積の目安:木造和室/8畳、プレハブ洋室/13畳
- 加湿方式:スチーム式
- 加湿量:480ml/h
- 連続加湿時間:強/約8時間、中/約16時間、弱/約32時間
- タンク容量:約4.0L
- 消費電力:985W
- 寸法:W24.0×H36.5×D27.5cm
- 質量:2.8kg
最大のネックは電気代でしたが、月2,000円程度なら雑菌にまみれた空気を吸うより絶対にイイ!(笑)
実際に使ってみて、掃除はすごくラクになったし、気化式や超音波式を上回る圧倒的な加湿力を感じています。また、温風が出るので部屋がより暖かく感じます。
少し気になったのは「音」。今まで使ってきたタイプと比べて多少音が気になります。でも睡眠を妨害するほどではないかな。
象印加湿器の設置場所
加湿器は置き場所を間違えると、センサーが誤作動を起こし正しく加湿されないことがあります。下記の場所は避けると良いそうです。
- エアコンの風が当たらないところ
- 床に直接置かない
- 窓から離す
- 家電の近くに置かない
というわけで、わが家はリビングダイニングの真ん中に置きました。
昨年はキッチンカウンターに置いていましたが、こちらに置く方が加湿効率が圧倒的に高いことに気付きました。邪魔ではありますが冬場だけと割り切り、ここを定位置に。子供がつかまり立ちし始めたら別の場所にしなくてはいけないけれど…。
水の補充とお手入れの時は、キッチンカウンターに置いてそのままジャーっとやっています。
象印加湿器のお手入れ方法
象印のスチーム式加湿器はカルキが溜まるため、1~2か月に1回の頻度でクエン酸掃除が必要です。
気化式加湿器のフィルターやトレイに付着するぬめり汚れとは違って、クエン酸を混ぜたお湯でカルキを浮かして流すだけ。掃除がカンタンです。
クエン酸はキッチンの掃除で使っているので、常備しています。無印良品の入浴剤用の詰め替え容器に入れています。フタ1杯分の量でクエン酸掃除をしています。
- クエン酸を30gほど加湿器に入れ、満水表示までぬるま湯を入れます。
- 「クエン酸洗浄」ボタンを押したら、自動でお掃除スタート。
- 1時間半ほどで完了するので、お湯を捨て、水ですすいだら終了です。
とにかく手入れがラク!ブラシでこすったり、つけ置きも不要。本当に今までの加湿器はなんだったのかってくらいラクです!
象印加湿器のデザイン性
象印の加湿器と言えば、デザインのダサさで有名でしたが、年々シンプルでスマートな見た目になってきています。
2020年の新作「EE-DB50-WA」は、緑に光る電源ボタンの明るさが調整できるようになっています。
確かにすごい強い光…。
「睡眠を妨害するほどの光の強さ!象印さん、改良してくれー!」というお客様の声で、「明るさ切り替え」が導入されています。
切り替えると、ここまで光が弱くなります。
むしろ昼間でもこの弱い光で視認できるので、強い光&切り替え機能ごといらないと思いました…。
というわけで、少しずつ少しずつ見た目も可愛くなってきている象印のスチーム式加湿器。個人的にはもっともっとシンプルにおしゃれになってほしいですが…(笑)
実際に使ってみると、象印をリピートする人の気持ちがよく分かりました。結果とてもおすすめ。
毎年早い段階で完売になってしまうので、ご検討中のお方はお早めにどうぞー!今年はコロナもインフルも絶対にかかりたくないですからねー!
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ご参考になれば嬉しいどぇす( ͡° ͜ʖ ͡°)