年末やることリストの中に、年賀状・大掃除・帰省準備と続いて挙がるのが「ふるさと納税」ではないでしょうか。
この時期になると「ふるさと納税はやっていますか?」というメッセージをよく頂きます。
ふるさと納税はやっているのですが、実はこれまでふるさと納税に関するブログは1度も書いていません。それは単に「ふるさと納税は超お得だから、上限額まで活用した方がいいよー!」という内容には違和感があったからです。
その違和感とは…?
ふるさと納税とは?
まずは、ふるさと納税について理解していないという方は、下記の記事を読んでね!とっても簡単に解説しています。
何のために作られた制度?
ここがとても重要だと思っています。総務省によると、次のような経緯だそうです。
多くの人が地方のふるさとで生まれ、その自治体から医療や教育など様々なサービスを受けて育ち、やがて進学や就職を機に都会に引っ越し、そこで納税を行っています。
その結果、都会の自治体は税収を得ますが、自分が生まれ育った故郷の自治体には税収が入りません。
そこで、「今は都会に住んでいても、自分を育んでくれた「ふるさと」に、自分の意思で、いくらかでも納税できる制度があっても良いのではないか」、そんな問題提起から始まり、数多くの議論や検討を経て生まれたのがふるさと納税制度です。
出典:総務省 よくわかる!ふるさと納税
ふるさと納税によるしわ寄せ問題
上記の背景を踏まえて考えてみると、大きな矛盾に気が付きます。
ふるさと納税は今や、本来の目的とは裏腹に「お得に釣られて、縁もゆかりもない土地に納税する」構図が出来上がっているのです。
実際に、東京の人達がふるさと納税を活用し始めてから東京23区の税収額は減少しており、子育て支援の費用確保にしわ寄せが来ている、などのニュースを目にすることが増えました。
わが家の返礼品選定基準
わが家の場合、ふるさと納税に関しては次のような基準で選んでいます。
ゆかりのある都道府県へ寄付をする
自分たちの住むエリアへの納税額が減ることで、自分たちの生活の首を絞めることに繋がります。なので、ふるさと納税は、生まれ育った地域やその年に旅先でお世話になった地域などにしています。
書いていて気付きましたが、震災のあったエリアへ寄付するというのもいいかもしれませんね。
無理に上限額まで寄付しない
これも上記と同様の理由ですが、無理に色々な地域の返礼品を上限額ギリギリまで寄付するということはしていません。本当にいいなと思った返礼品を厳選して、寄付しています。
食べきれない量の返礼品は選ばない
フルーツなどを返礼品にするとよく起こる食べきれない問題。4人家族ならまだしも、夫婦ふたりだとどうしても量の多すぎるものが届きがちです。あわててご近所に配る、みたいなこともなかなかできないので、保存がきかない大量の食品などは選ばないようにしています。
利用サイトは楽天ふるさと納税一択!
ふるさと納税サイトはたくさんありますが、私は「楽天ふるさと納税」を利用しています。
理由はポイント還元率の高さが他サイトに比べて圧倒的に高いからです。掲載自治体数でいうと「ふるさとチョイス」には負けますが、ポイント還元率が最大30%というのは楽天ふるさと納税だけです。
楽天ふるさと納税は、下記の楽天サービス(キャンペーン)の対象です。
- SPU
- 楽天お買い物マラソン/楽天スーパーセールの買いまわり
- 5と0のつく日ポイント5倍
- 買ったら倍キャンペーン(楽天イーグルス優勝など)
つまり、楽天サービスを使いまくり、楽天市場で上記のイベントを開催している時に、楽天ふるさと納税で返礼品を頼むのが一番お得。大きな声では言えませんが、実質自己負担分の2,000円ですら、ポイント還元で0円にすることができてしまいます。実質無料…!
楽天ふるさと納税で人気の返礼品
最後に、楽天ふるさと納税で注文できる人気の返礼品を並べてみました。
その他、家電やおもちゃ、人間ドックまであります。
楽天市場と同じようにレビューも見ることができるので、ご興味ある方は色々探されてみてください。
ふるさと納税は確かに「超お得な制度」ですが、お得にフォーカスしすぎると制度の本質を見落としてしまいます。どんな地域に寄付したいのか?という視点と、お得に活用する視点をバランスよく持てるといいのかな、と思いました。
今年の返礼品の注文締め切りは12月31日23:59ですが、現在開催中の楽天スーパーセール期間中に注文するのがおすすめ~!
ご参考になれば嬉しいどぇす( ͡° ͜ʖ ͡°)